スザニは、17世紀頃から主に中央アジアの遊牧民の女性たちによって、お嫁入り道具として作られはじめました。
スザニに一番よく見られるデザイン、大輪の花は、太陽のシンボル、万物の生命の源を象徴しているといわれており、また、トルコのナザールのように魔よけの意味もありました。花からのびているつるは、幸福な結婚生活に対する願い、ひいては子孫繁栄の想いが込められているそうです。
スザニの黄金期は18世紀から19世紀で、ロシアに併合された後はスザニを作ることが規制されたため段々すたれていってしまいました。が、1991年にウズベキスタンとして独立して以来、欧米各国の愛好家に注目され始めたことをきっかけに、再びこの伝統布が見直され、現在またさかんにアンティークのリプロダクトが作られるようになりました。
ウズベキスタン以外にも、アフガニスタンやトルコ、キリギスなどでも、結婚の持参品として、さまざまな美しい刺繍布があります。あわせて、こちらのコーナーでご紹介いたしますので、どうぞごゆっくりご覧下さい。
またキリムと同じく商用として作られたものではなく、実際に家庭で日常品として使用されていたものですので、ものによっては、リペア跡やクリーニングしても落ちない多少の汚れや擦れ、使用感がございます。商品の特性を御理解の上、御購入頂きますよう宜しく御願い致します。詳しいことは、どうぞご遠慮なく、お問い合わせ下さい。