ニュージーランドでB&Bを経営している幼なじみ(?)が、「こんなのあるよ」とソックスとマフラーを送ってくれたのが、店主とポッサムメリノの初めての出会いです。時、まさに夏真っ盛り。カシミアみたいな肌触りで気持ちいいと思いながらも、連日の猛暑日、早く使いたいな〜と寒くなるのを心待ちにしていました。
で、3週間前にソックスをはいてみたんです。これが、もう、あったかいのなんの、とびきり上質のカシミアみたい。丈夫さという点ではカシミア以上だと思います。もう10回くらい洗濯機でがあっとまわしていますが、縮まず毛玉もできません。(でも洗濯機は万一のことがありますので、手洗いをおすすめします。)
店主は冷え性で、手足の冷えには毎年悩まされてきました。ウール、絹、新素材のもの、いろいろなものをこれまで着用してきましたが、むれて気持ちが悪かったり、洗濯したら縮んだりとこれだと思えるものとの出会いはありませんでした。このポッサムメリノは通気性も抜群にいいんです。
マフラーも鳥のひなのにこ毛のような肌触り。カシミアのマフラーのようなかしこまった感じはなく、ナチュラルな風合いがあって、軽くってあたたかなんです。
<ポッサムメリノについて>
ポッサムは、たぬきのような色の毛を持つ小さな有袋類で、1837年に毛皮用に繁殖させるためにオーストラリアからニュージーランドに持ち込まれました。以降、大変な勢いで増殖し、森林を食い荒らすため、害獣として駆除されてきまた。1990年代初めに、ポッサムの毛皮をウールと混紡し再利用するアイデアが生まれ、1994年に初めて製品化されました。
ポッサムの毛は16~17ミクロンととても細く、カシミアやアンゴラよりも軽くあたたかで通気性があります。
オーストラリアでは有袋類は保護動物に指定されているので、ポッサムの毛はニュージーランドでしか製造されていません。